在这部余りある剧情/短片片中,大都会の象徴である東京・渋谷。
そこには、目まぐるしく急速に変わりゆく街と、
それでも変わらない、変わることのない市井の感情が同居し、絡み合っています。
ユースカルチャーとは何かを必死に考えましたが、ユースカルチャーの代弁者とは、行進の先頭に立って先導するような立場や強さでは決してなく、
どこにも行くことが出来なくて埋もれていってしまう、見向きもされない弱さと切実さで溢れていました。
“若者”は皆、全員ちゃんと顔が違います。
括ることなど到底不可能で、
僕らはひとりひとりで出来ている。
ひとりひとりで生きている。
この物語はありふれた、行き止まりの中にいる、ありきたりな若者たちのリアルです。